歯車ストーリー

インターネットで文章を書いて生活していくことが夢の爽やかなグレープフルーツのような青年。

高校中退して再入学した体験談 6

こんにちは。 また続きを書きます。

世界史の先生と話をした後は普通に学校生活を送っていました。 適当に学校を過ごして、バイトにいって帰るだけのルーティーンワーク。 何の刺激もありませんでした。

体育の剣道の授業はなぜかめちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。 竹刀でブリーチごっこしてました。 斬魄刀とか言って。w  真夏の剣道の授業は鬼畜でしたけど。終わったらびしょびしょ。

商業科目の授業は特に興味なかったんでまったくおもしろくありませんでした。 他の授業も軒並み聞いてなかったんでカスみたいな点数とりまくってましたね。 このぐらいからは学校がいやでいやでしかたなかったです。 何のために通っているのかまったく理解できなかった。

そんなこんなで死んだように日々を消費して生きていました。 ある日に同じ中学校の友達数名からみんなで中学校に集まろうと誘いがありました。 そこで別々の高校に行った人達と久しぶりに集まることになりました。

そこでものすごい劣等感を味わうことになります。 周りの人たちは新しく開けた学校生活を存分に謳歌して輝いている。 一方僕は監獄のような場所で何の楽しみもなく毎日消費するだけの作業のような生活。  まわりとのギャップがかなりありました。

そこである人が通っている高校についての話を聞きました。 そこはとても自由という言葉が似合う雰囲気の学校でその人自身も生き生きとしていました。 その学校に羨望の感情を抱きました。 ほぼこのへんで自分の中での意思は決まっていました。 今の学校を辞めて、この学校にはいりなおそうかと。

こわいですよね。 ただ憧れるだけでいいものの自分が自ら辞めてまではいろうとする謎の鉄の意思。   こう自分の中だけでまずは決めてから、本当に学校に行く気がうせました。 今自分はなんのための通っているのか、ここに通って何か意味があるのか、かといって高校にはいりなおすということを安易に考えすぎではないのか。 こんな思いが日々頭の中を駆け巡って悶々としていました。

ただ親にそんなことをすぐ言い出せるわけもなく、高校では文化祭、体育祭シーズンに突入しました。 ただ自分は何一つ乗り気ではなかったです。w

まず驚いたことは、その高校では文化祭が一般公開されなかった。  これを聞いただけで一気に冷めました。 祭りってつくんだから、もっと開放的にいきましょうよと。

つづく