ポケモン最新作見てきました!! ポケモンファンとしてはこの20周年記念作品は見逃せませんよね!!
感想を書いていきます!
あらすじ
物語の始まりはサトシが旅に出る前からの話です。
10歳の誕生日を迎えたサトシはポケモントレーナーとして旅に出る前にオーキド博士からポケモンをもらうことになります。
しかし寝坊して遅刻してしまったサトシはポケモンを選ぶことができませんでした。
遅刻せずに来た新人トレーナーたちに先にポケモンを選ばれてしまったのです。
残された1匹のポケモンには少し問題があると言われそのポケモンをもらうことになります。
ここでサトシが一番最初に出会うポケモンがあの、有名なピカチュウです。
しかし、出会ったばかりのピカチュウはサトシに全く懐いておらず、モンスターボールにもはいらない。
そんなところから旅がはじまり、徐々にサトシとピカチュウの間に友情が芽生え始めます。
そして、旅の途中に伝説のポケモン、ホウオウに出会います。
ホウオウは選ばれし虹の勇者にしか手にできないという虹の羽を落とし、サトシはそれを手にします。
そこから、ホウオウにもう一度会いにいくという目的で新しい仲間と共に旅がはじまります。
果たして、サトシはホウオウにもう一度会い、虹の勇者になることができるのでしょうか!
ざっとこんな感じです!!!
良かったところ
まずは作品のよかったところから!
懐かしい!
映画の前半の部分は初代アニメポケモンの総集編のような形になっています。
サトシがピカチュウに出会う場面から始まり、ヒトカゲが雨の中トレーナーを待っている回、バタフリーと別れることになるバイバイバタフリー、、
などど、初代アニメポケモンの要素がたくさん盛り込まれています。
「あぁ、昔のポケモンでこんな回もあったなぁ」
とノスタルジーに浸ることができます。
曲がいい!!
オープニングの「目指せポケモンマスター」20周年記念バージョン。
こんなもん泣くに決まっています。
サトシの今までの旅、自分が今までプレイしてきたポケモンゲームの思い出などが一気に走馬灯のように駆け巡ります。
オープニングだけではなく、バトルシーンの曲、エンディングも最高でした。
ピカチュウがひたすら可愛い
ピカチュウ可愛いすぎる。
そっぽを向くピカチュウ、サトシのほっぺたを舐めるピカチュウ、泣いているピカチュウ
いろんなピカチュウが見れます。
メッセージ性
この作品の終盤で強いメッセージ性を感じました。
虹の勇者というものを通して、少年少女に、夢を描き続けろ、そしたら必ず叶う!!
ということを教えてくれます。
子供向けの映画なので分かりやすく伝えてくれますが、もちろん大人の我々にも強く突き刺さります。
悪かったところ
次に悪かったところ!!
虹の勇者とは結局なんだったのか
これが最後まで分かりません。
ホウオウにもう一度会えば虹の勇者なのか、選ばれし者といっておきながら、結局得られる恩恵などが全く描かれていません。
作中で虹の勇者という言葉を連呼するのでもう少し明確にしてほしかったです。
幻のポケモン「マーシャドー」のポジション
今までの映画で幻のポケモンはストーリーに強く絡んでいました。
それゆえ出番も多く、ポジションもはっきりとしていました。
しかし今作では幻のポケモンが空気。
そもそも出番もたいしてなく、なにがしたかったのか全く分からない。
説明も「負の力をパワーにする」
ぐらいしかなく、本当に意味が分からなかった。
というよりはいないほうがよかった。
そのぐらい説明が少なく、マーシャドーの目的もハッキリとしていなかった。
ただ、戦闘シーンでは猛威ふるってました。
ピカチュウが一線を越える
ついにやりました。
今作、ピカチュウがしゃべります。
これは個人的には絶対やってはいけないことをやってしまったなという意見。
今までそんなことはなくやってきたのにピカチュウの鳴き声のピカ!こそがピカチュウじゃなかったのか。
ここぞという感動シーンでしゃべったのには若干冷めました。
総評
やはり子供向けの映画ということでご都合主義で矛盾するところなどは多かった印象。
楽しむにはしっかりと考察! なんてことはしなくてよくて、ポケモンという大船にのって雰囲気で楽しむものなのかなぁと。
それでも良いところもたくさんあって、ポケモン好きなら見てみるべきだと思います。
初代アニメポケモン世代の方にはオススメしたいです!
今までの感動が蘇ってくる感じがたまらないです。
興味のある方はぜひ劇場で!
最後までありがとうございました。