歯車ストーリー

インターネットで文章を書いて生活していくことが夢の爽やかなグレープフルーツのような青年。

高校中退して再入学した体験談 5

こんにちは。 最近教習所に通い始めました。 授業が眠たい。 続き書きます。

世界史ノート提出

授業もほとんど興味のないことばかりだったんでただ学校にきて授業を消化して適当に帰る。 そんな毎日でした。

だいたいどこの学校にも厳しいとか恐いとかで有名になる先生がいますよね。それが世界史の先生でした。 この人はバスケットボールの顧問をしていて半端なく厳しかったです。

というより理不尽な怒り方が多かったです。 例えば前の授業が体育で、完全に体育の先生の時間配分のミスで着替えるタイミングが遅くなっただけなのに頭ごなしに お前らが悪い こんなことばかり言う人でした。もちろんクラスメイトからはこの一件なども含めてとてもじゃないけれど好かれているとは言い難いような存在になっていました。

その先生の世界史の授業でノート点検がありました。 確か1限目だったような気がします。

番号順にノートを持っていきます。そして僕の番。普通にノートを出して おねがいします 先生が点検。 僕のミスで一か所書漏らしているところがありました。

先生「ここやってねーが」

俺氏「あ、すいません。 じゃあ書いて提出するんでいつ伺えばいいですか?」

先生「そんなことは知らん」

はい。この時思いました。   あ、家かえろ

あまりの理不尽さに笑いさえこみあげてくるほどでした。 そしてただでさえ厳しい校則なのに 次の授業が始まる前の休憩時間に 無断帰宅 という重罪を犯してしまいます。

あだあの時の気分はすがすがしかったですね。 あとでバレる恐怖や罪悪感よりも開放的な気分のほうが勝っていました。 それもつかの間の快楽です。

家につきます。当然学校からの電話。 また学校に向かうことになります。

クラスメイトは盛大にぼくの話を聞いて笑ってくれました。 このころは友達がいたことが唯一の救いでしたね。  その後当然のように指導。 担任の先生と話す機会を設けられます。 担任の先生はとても優しい方で親身に話を聞いてくれる方でした。色々事情を説明して、 「あんたの気持ちもわかるけどいきなり帰るのはこうなってめんどくさくなること分かるでしょうー」

ほんとにその通りでした。 担任の先生との話を終え、今度は世界史の先生の元へ向かい話をすることになりました。 本気で恐かったです。w まぁでもやはり自分の気持ちは伝えようと思い腹をくくって説明しました。 謝罪は一つもしまいと思っていました。 自分は悪くはないと思っていたので。

つづく