歯車ストーリー

インターネットで文章を書いて生活していくことが夢の爽やかなグレープフルーツのような青年。

高校中退して再入学した体験談 3

こんにちは。先生に呼び出しされたところまで書きましたよね。 多分。

そして物品販売を終えてその先生のもとへ歩み寄ります。

「何その色 染めたん?」

みるからに体育会系の教師に問い詰められます。

俺氏「いや、ちがいますよ。」

全力の否定。 まぁそんな簡単に今まで培われてきた教師の目はなかなかなもので突き通すことは難しいのです。 そしてその後、体育教師から生活指導の教師にバトンパスされることになりまいした。

他の新入生が物品販売に並んで物を買っているなか、中庭の一番目立つところで生活指導のおっちゃんから説教されることになりました。 そして親もその場に召集がかかります。

入学式までに戻してこい。  お決まりのセリフをはかれました。 僕の他にも何人か髪の色のことで捕まってました。 妙な親近感が湧きましたね。

そして物品販売、指導を終えて校門をでることになりました。

入学式

遂にこの日を迎えることになりました。 真新しい制服に袖を通して、同じ高校に進学することになった友人数人と集合して自転車を走らせ、校門をくぐりました。

そしてクラス発表。 同じ中学だった人と何人か一緒のクラスになり、教室に向かいました。そして担任の挨拶、学校に提出する書類の話など、新入生っぽいことをいろいろして、いよいよ入学式を始めるために体育館に向かいます。

拍手で迎えいれられ決まった席に座り、先生の挨拶、校歌斉唱、まぁいつも通りの入学式をしたわけです。

そしてその後新一年生は武道場に集合させられます。 そこで学年主任の挨拶。

その先生が言った言葉は主に、厳しく指導するつもりだからついてくるように。

こんな感じでした。 なんだか妙な気分になりました。

その後、頭髪検査、服装検査というものが行われました。高校に入ればこれくらいのことはあるだろうと聞いていましたし、何気ない気分で先生達の指導を受けます。 それを終えた後今度は物品販売の時に説教された先生のもとへ向かいます。 この時はさすがにもう説教はごめんだという思いから普通の身なりをして学校にいっています。

そこでは特に何も怒られることはなく次からは気をつけろよということでおわりました。

しかし僕はこの時なにやらおかしいな? という気分で過ごしています。 高校生活誰もが夢や憧れをもってスタートをきります。 当時の僕にはそれができなかった。 それほどにこの高校に対しての違和感を感じていた。

つづく