歯車ストーリー

インターネットで文章を書いて生活していくことが夢の爽やかなグレープフルーツのような青年。

スマホアプリの課金 恐怖 後悔 [体験談]

こんばんは。 何気ない気持ちでスマホアプリに課金しようとしているそこの君。 ちょっとまて、まだ悩んでいる内ならこの記事読んでからにしてください。

ということでスマホアプリの課金について書いていきます。

 

アプリとの出会い

まずは僕の体験談から。 はじめてスマホのゲームアプリをしたのは確か中学3年の頃。 おとしたアプリはあの大人気アプリパズドラ。 当時は超有名というほどではなかったが、確実にこのあともっと流行るだろうという波はきていた。

はじめてこのゲームをプレイした。 パズルとドラゴンという妙な組み合わせに若干の違和感を抱きつつチュートリアルを終える。

もうこの時点で地獄に誘われていた。まさに時すでに遅し。 このゲームの魅力にどっぷりと魅せられてしまう。

画面下半分のパズルを動かして特定の消し方をするとその出来栄えに応じて攻撃力、特別な効果を持つモンスターのスキルが発動する。この仕組みは新しかった。

今現在この仕組みを使っているアプリがたくさんあるが、ほとんどがパズドラのパクリだ。 まさにスマホアプリ界に突如現れた風雲児、それと同時に画期的なシステムを全世界に発信したパイオニアだ。

それでいてモンスターの絵が素晴らしい。イラストレーターには有名な人らを起用している。

超絶クールなイケメンキャラもいれば、激エ○カワ美少女も登場する。 出てくるモンスターのジャンルも幅広い。

ゲーム好きで、新しいもの好きな僕からすれば、ドハマリするのに十分な要素を持っていた。

ただ楽しい、そのぐらいの思いしかなかった、後に痛い目、いや致命傷に合うことも知らずに。

課金との出会い

流石に中学の時はお金ももっていないので課金なんてできなかった。 しかし高校にあがって同時にバイトを始めると欲がちらつく。 これでガチャを回して強くなりたい。 完全な養分思考のできあがりだ。

そしてついに課金に手を出してしまう。 ただでさえ、たいしてしてもっていないお金をドブに捨てるような行為だ。

それからは感覚が麻痺してしまう。 もう歯止めがきかない養分からゴミ人間へとなりさがってしまう。

だが手元にあるものだけで課金をしていたこの頃はまだマシだったように思える。

 

悪魔の兵器、クレジットカード

そしてついに悪魔召喚の儀式に赴くことになる。 最終兵器、クレジットカード。 なんとこの兵器、現金がなくても課金ができてしまうのだ。 なんて便利で凶悪なものなのだろう。 その素晴らしさに気付いた僕は、遂にクレジットカードに手を出してしまう。

 

もちろん自分のカードは当時もっていなかった。 なんと親のクレジットカードで課金をするという犯罪級の愚行を繰り出すことになる。

そして事件は起きる。

月末、親からの怒号が寝起きの顔に降り注ぐ。なんとその月で14万円もの金額を課金で使っていたことが発覚した。

だが覚えていない。覚えていないといったら嘘になる。 正確には3万円程度だと錯覚していた。

終わった。 当然自分では払えるような学ではなかった。

必死に欲しいモンスターを出すために課金をして、そのガチャの結果に一喜一憂する姿はどれほどまでに滑稽だったのだろうか。

あ、課金のお金は全部返しました。

スマホアプリの落とし穴

最初は楽しく進められる、だがこれはゲームだ。 特にスマホアプリの場合途中詰む場面が出てくることが多い、その詰む要素が、モンスターの強さが足りない。あるいはストーリーを進めるためのスタミナが足りないといった具合に出てくる。

そこで悪魔の声が囁いてくる、課金をしろと。

大概この類のアプリは無料で提供されている。 無料で提供しているにも関わらず、利益を上げている。

莫大な開発費、人件費、広告費を払っているのにだ。

なのになぜ右肩上がりの運営ができるのか、答えは単純明快、

それ以上のお金を払ってくれる養分がいるからだ。 画面の向こうの君みたいに。(僕も)

向こうもプロだ。 本質はユーザーを楽しませることではなくて、会社の利益をあげることだ。 あの手この手を使って、ユーザーの射幸心を煽ってくる。

しかも向こうはプロのマーケティング知識をもった人間が携わっている、こちとらただの一般人、うまく乗せられて搾取されるのがオチだ。

限度を決めてする分にはいい

散々課金に対して言ってきたが、自分の財布と相談して楽しむことはいいと思っている。だめなのは自分の許容の範囲を超えることだ。

あとクレジットカードは極力さけたほうがいい。いくら使った分からなくなり歯止めがきかなくなるかもしれない。

やはりゲームは楽しいものだし、課金は無課金では味わえない楽しさがあるのも事実。 しかし、のめりこんでいわゆる、廃課金者になってしまうと生活に影響が出てくるかもしれない。そうなったらおしまい

本当に幸せか

人生の中で最高の瞬間を思い出してほしい、、 大好きな人からの告白か、部活でやりきった瞬間か、受験に合格したときか、学生時代の修学旅行か、とてもおいしいものを食べたときか、、、

きっとそこには課金してレアなガチャキャラが出たときのことはないはずだ

食事だってすぐなくなる、課金はデータに残るからいいんだ! という意見がある。

たしかにそうかもしれないが、その瞬間は本当に幸せなのだろうか? イライラしながら不確定要素満載のガチャを回す。

こんなもの還元率0のギャンブルのようなものだ。

課金したお金がもどってくるならば、こんなことができたと後悔する前に、無茶は課金はやめよう。

 

まとめ

今後ますます、スマホ、パソコン、インターネットが普及していくことによって課金という概念がもっともっと日常に浸透してくることになるでしょう。 今回は自分の体験談と交えて、スマホアプリの課金について書きました。

色々意見はあると思いますが、僕自身は課金はあまりいいものとは思っていないのが結論です。

ありがとうございました。